マンション管理士の試験勉強はどうやってやればよいか
1年計画
マンション管理士の試験をどうやって解いていったらいいでしょうか。
マンション管理士の試験では、50問しか問題がないにもかかわらず、かなり出題範囲が広いといわれてきました。
実際に、建築だけではなく、法律や会計に関する問題まで含まれてきます。
マンションの管理をすでに日常的にやっている人が解こうとしても解けないような問題が目白押しなのです。
そして合格率は低いですから、要領のよい勉強をしないとマンション管理士の試験は突破できません。
マンション管理士の試験は、年に1度しかありません。そこで試験勉強も1年計画が基本ですね。
といっても、いつマンション管理士の試験を受けようと思い立つかはバラバラですから実質は1年未満でしょう。
それでもできれば半年くらいは確保したいですね。
※このページでは、マンション管理士の試験を受けるときにどんなペースで勉強していくとよいのか具体的な案を交えてご説明しておきます。
テキストの通読
(1)遅くとも試験半年前までに、テキストを通読して(最初のうちは、法律の条文等はとばしてもOKでしょう)、試験がどんな体系になっているのか全体像を把握しましょう。
それから六法全書をはじめ法令系の資料を入手して、条文等を確認してみます(時間がある限り、通読や精読もやれたらやっておきたいですが、時間がないときはそこにこだわりすぎる必要はありません……むしろ、NGです)。
そして、テキストや法令系資料の各章に関して、本試験での出題傾向を知るために、過去の問題を取り寄せて、該当箇所を解いてみましょう。
これによって必要な知識を個別に吸収することができます。
問題演習の反復
(2)問題集の取り組みと、テキストや法令系資料での確認がマンション管理士の試験突破の基本なのですが、試験3ヶ月くらい前になったら、問題演習の反復はどんどん重要になります。
特に間違えた問題については徹底的に攻略して、落とさないようにするべきですね。
模擬試験
(3)そして試験1ヶ月前になったら、模擬試験が行われますから、これを受けて、本試験でどれくらいの速度で解いていくべきなのかを身体で感じ取ります。
ラストスパート!
(4)試験1週間前になったら、まさにラストスパートですが、特に区分所有法は念入りに見直しておくとよいでしょう。
この計画案は、ひとつの目安にしかなりませんが、初めてマンション管理士の試験勉強を行う人はこれくらいのペースで進めて行くほうが破綻せずに済むのではないでしょうか。
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